歴史

南米宣教会の歴史

南米宣教会は1969年3月11日に第1回理事会を開催いたしました。理事長は井出定治師(朝顔教会牧師)、新井宏二師、荒品光一師、大竹一行師、羽鳥純二師、舟喜信師、鎌田光則師、岩崎喜太男兄が初代の理事の方々でした。

以来、54年にわたって、日本の多くの教会、信徒の方々の祈りとご支援を頂いて、ここまで続けられてきましたことを心から感謝致します。

南米宣教会は朝顔教会(JECA)会員の中田智之・宣子夫妻が日本から移民としてブラジルへ行かれた日本人への宣教に重荷を与えられたことから、お二人を派遣するべく生まれました。

中田宣教師家族

1971年4月29日中田智之・宣子師夫妻は横浜港からブラジルに渡りました。

1977年には佐藤浩之・文代宣教師夫妻(JECA 麻溝台キリスト教会)、1998年には三浦春壽・千春宣教師夫妻(JECA 八戸福音キリスト教会)2004年には塚田献・由美子宣教師夫妻(日本伝道福音教団 五泉福音キリスト教会)を派遣することが出来ました。

南米宣教会開設当時より、事務局として朝顔教会員の米長波恵姉が献身的に奉仕されました。2009年に召されましたが、そのご労を感謝致します。その後は朝顔教会の姉妹達(岡田好子姉・渡辺深雪姉)が奉仕しています。中田宣教師、佐藤宣教師は開拓伝道を行い、ゴイアニア福音教会、ルージラモス教会、オザスコ教会等、ブラジル各地に教会を建て上げ、ブラジルホーリネス教団に繋がっていきました。

佐藤宣教師家族

1990年には中田宣教師がブラジルマナウスに日伯初等中等学校を建てました。2003年からは中田師に代わり、三浦宣教師が責任を持って学校運営に当たりました。

三浦宣教師夫妻が日本に帰国した2012年からは三浦洋平兄、真生兄が責任を持っています。また、現地にアマゾナス南米宣教会を設立しています。

三浦宣教師家族
塚田宣教師家族

2007年にはブラジル移民100周年記念行事の一つとして、日本聖書刊行会から「新改訳聖書第3版」の中型聖書が500冊南米宣教会を通して、ブラジルの日系人教会に送られることになり、帰国中の三浦宣教師に贈呈されるという事がありました。

2007聖書贈呈式

現在は南米宣教会を通して派遣されている宣教師はいません。ジョセフィーナ学校(小学校・中学校・高等学校)朝顔幼稚園、福祉センターの運営をアマゾナス南米宣教会が現地に法人を作って、運営しています。

日本における現在の理事会は三浦春壽理事長、塚田献師、山村英夫師、本多泰治師、山口翼師、森本剛志兄、黒田千恵姉の皆様です。